スポーツ

どの馬券で勝負すべきか──「帯封ゲット」への考え方

憧れの帯封をゲットするには?

 競馬を純粋なスポーツとして見るならば、狙った馬1頭の単勝を買うというのが理想。レースを見るときもその1頭の位置取りを追っていればいいので、応援にも熱が入るし、結果もすぐに分かる。競馬歴40年のライター・東田和美氏が、帯封ゲットへの道を考えた。

 * * *
 単勝だけでは心許ないと思えば、複勝もセットされて馬名が入る「応援馬券」というのがあり、2(3)着になったときのリスクヘッジになる。

 これが馬連や馬単になると、勝ち馬は当てたのに2着馬を買っていなかったという悲劇があるし、三連複や三連単を買っていると3着争いで涙を飲むなんてことが起こる。競馬は勝つ馬を予想してこそ意味があるはずだし、何より1頭に絞るのは潔い。さらに人気馬ではなく、10倍以上の単勝を当てるとかなり爽快だ。

 だが、払い戻しの金額を考えると、単勝を当てられるのなら、ついでに馬単も取れるだろうと思いがちだし、さらにその馬を絡めた三連複・三連単へと色気が出る。

 とりわけ三連単の破壊力は凄まじい。払戻額の最高は2012年8月の新潟新馬戦で記録された2983万2950円。100円が3000万円近くになることがあるのだからエイヤッと狙いたくなるのはわかる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた
山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談
女性セブン
歴史的快投を続けるカブスの今永昇太(写真/共同通信社)
【MLBで三振の山】カブス今永昇太、快進撃の秘密 内川聖一氏は「ストレートの回転数が多く、空振りを誘う」と分析
週刊ポスト
期待される2人の先行きが視界不良(左から大の里、二所ノ関親方)
【角界ホープ2力士に暗雲】尊富士は横綱・照ノ富士と宮城野親方の板挟み、大の里は師匠・二所ノ関親方の管理能力に不安要素
週刊ポスト
真美子夫人は「エリー・タハリ」のスーツを着用
大谷翔平、チャリティーイベントでのファッションが物議 オーバーサイズのスーツ着用で評価は散々、“ダサい”イメージ定着の危機
女性セブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者(51)。ストーカー規制法違反容疑の前科もあるという
《新宿タワマン刺殺事件》「助けて!」18階まで届いた女性の叫び声「カネ返せ、カネの問題だろ」無慈悲に刺し続けたストーカー男は愛車1500万円以上を売却していた
NEWSポストセブン
氷川きよしが独立
《真相スクープ》氷川きよしが事務所退所&活動再開 “独立金”3億円を払ってでも再出発したかった強い思い
女性セブン
殺害された宝島さん夫婦の長女内縁関係にある関根容疑者(時事通信フォト)
【むかつくっすよ】那須2遺体の首謀者・関根誠端容疑者 近隣ともトラブル「殴っておけば…」 長女内縁の夫が被害夫婦に近づいた理由
NEWSポストセブン
初となる「頂上鼎談」がついに実現!(右から江夏豊、田淵幸一、掛布雅之)
【江夏豊×田淵幸一×掛布雅之の初鼎談】ライバルたちが見た長嶋茂雄秘話「俺のミットを“カンニング”するんだよ」「バッターボックスから出てるんだよ」
週刊ポスト
曙と真剣交際していたが婚約破棄になった相原勇
《曙さん訃報後ブログ更新が途絶えて》元婚約者・相原勇、沈黙の背景に「わたしの人生を生きる」7年前の“電撃和解”
NEWSポストセブン