祭壇に飾られた、穏やかな表情の樹木さんの遺影が
内田が自席で焼香を終えると、本木と也哉子、3人の関係者、橋爪と吉永小百合(73才)が順に祭壇で焼香。その後、廻し焼香が始まった。それが終わる頃、喪主に代わり、也哉子が挨拶に立った。
暴れる内田を本木が殴って戒めたなどの“秘話”を明かしながら、母親不在の今後を憂いて、樹木さんに言われたこの言葉を胸に秘める。
《おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい》
本木は告別式の直前に囲み取材を受け、樹木さんが孫に囲まれ、電話の向こうから「しっかりしろ」と「ありがとう」を繰り返す内田の声を聞きながら、安らかに亡くなったという「最期の時」を明かした。
也哉子の挨拶が終わると本堂の参列者が帰路につく。1人ずつ、祭壇に手を合わせ、遺族に一礼して帰って行く。
浅田美代子(62才)は誰よりも深く一礼。中居正広(46才)は遺族に一礼すると息を吐き、祭壇の樹木さんをじっと見つめた後、手を合わせた。薬丸裕英(52才)は祭壇に手を合わせた後、去り際に本木と目を合わせ、エールを送るようにうなずいた。
本木夫妻は1000人を超えるファンによる焼香が終わるまで、その場に居続けた。挨拶で也哉子は内田家を“奇妙な家族”と表現していたが、この日、家族の絆はさらに深まった。
※女性セブン2018年10月18日号