「近未来指向のうわべのモダニズムに逆行したからこそ、万博が終わっても太陽の塔だけがこうして残された。何もないところにぽつんと屹立し続ける太陽の塔は岡本太郎そのもの。誰に何を言われようが自分の信念を貫く、その大切さを太陽の塔は訴えかけてきます」(山下氏)
【太陽の塔】
■住所:大阪府吹田市千里万博公園1-1
■開館時間:10~17時(最終受付16時半)
■休館日:万博記念公園に準じる
■料金:高校生以上700円(入園料が別途必要) ※入館は要予約
撮影■太田真三、取材/文■渡部美也
※週刊ポスト2018年10月26日号