同じくOBの西岡剛が戦力外通告を受けたことも、大阪桐蔭関係者の“アンチ阪神”に拍車をかける。

「阪神は下位に低迷していた時代に、ドラフトで即戦力の大卒・社会人しか指名してこなかったため、高卒の育成ノウハウ蓄積が乏しい。そのためか、個々のコーチが自分の経験に基づくアドバイスを押しつけ、高卒ルーキーの場合は結果として個性を殺してしまうケースが多い。

 対照的なのが中村剛也や浅村栄斗ら4人のOB全員が主力として活躍する西武です。大阪桐蔭としては長所を伸び伸びと育ててくれる西武に行ってほしいというのが本音でしょう……」(同前)

 阪神ファンとしては、この黄金世代が縦ジマのユニフォームを着る姿が見たいはずだが。

※週刊ポスト2018年11月2日号

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