ミランダの雄叫びは見られるか(共同通信社)
攻撃力はほぼ互角。ポイントとなるのは、カープ打線vsホークス投手陣の結果です。カープ打線の凄さは、12球団一の四球数599が示す出塁率の高さ。無駄な四球は失点に繋がります。実際、ホークスはCSファイナルステージ2戦目で9四球を与え13失点で敗れました。強打のカープ打線を相手に、どれだけストライクゾーンの中で勝負できるかがカギです。
カープはシーズン、CSと圧倒的な強さで勝ってきたので、シリーズでも同様の戦い方をするでしょう。もし不利な星勘定になった時、それをすぐに変えられるか……接戦になると思いますが、OBの立場も考慮して、ホークス優勝を予想します。
取材・文■田中周治
※週刊ポスト2018年11月9日号
