国内

眞子さまと小室圭さんが破談になったら…宮内庁が恐れること

「眞子さま破談」で宮内庁が恐れること(撮影/JMPA)

 ほんの1年前、誰が「ふたりの今」を予想しただろうか。挙式を済ませ、夫婦で迎えるはずだった初めての年越し。それが、東京とニューヨーク、1万km離れたクリスマスになった──。

 2017年9月、おふたりそろっての婚約内定会見が開かれた秋篠宮家の長女・眞子さま(27才)と小室圭さん(27才)。ところが、12月に小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが報じられると、2018年2月に「結婚行事の2年延期」が発表された。

 かつて、皇族が婚約内定を破棄させ、慰謝料が発生したケースが実際にあった。明治26年、後に大正天皇となる当時の皇太子が、結婚相手として内定していた伏見宮禎子女王と破談した。原因は、禎子女王に肺病の疑いが持たれたことだったという。

「その結果、皇太子は禎子女王ではなく、九条家の娘の節子さんと結婚されました。その後、皇太子の父である明治天皇は禎子女王側に5万円の公債証書を渡しています。それは内定破談の“慰謝料”といっていいでしょう。当時の5万円は、現在でいう7億円程度です」(皇室ジャーナリスト)

 しかし、億超えの慰謝料よりも宮内庁が恐れることがある。それは、菊のベールの奥で起きたことが、公にされることだ。

「だからこそ、お金で解決するしかないとわかっていながら、その話を持ち出すことも怖いのです」と宮内庁関係者は明かす。

「金銭的解決で幕引きを図ったことが、小室家側から世間に公表されてしまえば、税金でこっそり問題を解決しようとしたのかと、皇室全体が批判されかねません」

 批判だけならばまだましだ。英王室では、メーガン妃の異母姉が暴露本を出版し、大問題になっている。

「メーガン妃はその異母姉と交流を絶っているので、内容はメーガン妃自身の話に終始し、王室の内幕などは書かれていません。しかし、小室さんの場合はある程度、秋篠宮家や皇室の内情を知っています」(前出・宮内庁関係者)

 今現在、秋篠宮家にとってのワーストシナリオは、小室家側が長い沈黙を破るところからスタートする。

「最初は、金銭トラブルに関する説明の会見という形を取るでしょう。しかし、それをきっかけに多くのメディアと接触し、その中で、これまで語られてこなかったような会話の内容などが明かされることになる。そうなればますます、結婚は許されません。ですから、破談の方向へ導くため金銭での解決を持ちかけざるを得ないのですが、そうした交渉があったことそのものを、今度は会見で暴露されてしまう。こうなってしまっては、打つ手がありません」(前出・宮内庁関係者)

 引くも、進むも、待ち受けるのは──2019年も波乱含みの展開が待っている。

※女性セブン2019年1月3・10日号

関連記事

トピックス

畠山愛理と鈴木誠也(本人のinstagram/時事通信)
《愛妻・畠山愛理がピッタリと隣に》鈴木誠也がファミリーで訪れた“シカゴの牛角” 居合わせた客が驚いた「庶民派ディナー」の様子
NEWSポストセブン
米倉涼子(時事通信フォト)
「何か大変なことが起きているのでは…」米倉涼子、違約金の可能性を承知で自らアンバサダー就任のキャンセルを申し出か…関係者に広がる不安がる声
NEWSポストセブン
ドイツのニュルンベルクで開催されたナチ党大会でのヒトラー。1939年9月1日、ナチ・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発した(C)NHK
NHK『映像の世紀』が解き明かした第二次世界大戦の真実 高精細カラー化されたプロパガンダ映像に映る国民の本音、老いて弱りゆく独裁者の姿
週刊ポスト
大阪・関西万博を視察された天皇皇后両陛下(2025年10月6日、撮影/JMPA)
《2回目の万博で魅せた》皇后雅子さまの気品を感じさせるロイヤルブルーコーデ ホワイトと組み合わせて重厚感を軽減
群馬県前橋市の小川晶市長(共同通信社)
「ドデカいタケノコを満面の笑顔で抱えて」「両手に立派な赤ダイコン」前橋・小川晶市長の農産物への“並々ならぬ愛”《父親が農民運動のリーダー》
NEWSポストセブン
萩生田光一元政調会長が幹事長代行へ起用(時事通信フォト)
《SNSで非難轟々》“裏金議員”萩生田光一氏が党執行部入りの背景 永田町関係者が明かす“総裁選での暗闘”と「香水がとてもいい香り」の珍評価
NEWSポストセブン
巨人の阿部慎之助監督(左)とDeNAの三浦大輔監督
セ2位DeNA・三浦監督は勇退で3位巨人・阿部監督は続投でいいのか? 御意見番・広岡達朗氏は「三浦は偉い」「阿部は三浦が辞めた意味すらわかっていないんじゃないか」
週刊ポスト
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(共同通信)
《やる気スイッチ講師がわいせつ再逮捕》元同僚が証言、石田親一容疑者が10年前から見せていた“事件の兆候”「お気に入りの女子生徒と連絡先を交換」「担当は女子ばかり」
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月7日、撮影/JMPA)
《再販後完売》佳子さま、ブラジルで着用された5万9400円ワンピをお召しに エレガントな絵柄に優しいカラーで”交流”にぴったりな一着
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷が“即帰宅”した理由とは
《ベイビーを連れて観戦》「同僚も驚く即帰宅」真美子さんが奥様会の“お祝い写真”に映らなかった理由…大谷翔平が見計らう“愛娘お披露目のタイミング”
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《山瀬まみが7ヶ月間のリハビリ生活》休養前に目撃した“スタッフに荷物を手伝われるホッソリ姿”…がん手術後に脳梗塞発症でICUに
NEWSポストセブン
京都を訪問された天皇皇后両陛下(2025年10月4日、撮影/JMPA)
《一枚で雰囲気がガラリ》「目を奪われる」皇后雅子さまの花柄スカーフが話題に 植物園にぴったりの装い
NEWSポストセブン