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2019.01.12 07:00  SAPIO

韓国のケチで古臭い平成30年間の「反日」を振り返る

◆強い相手には頭が上がらない

 こう見てくると、平成時代の日韓関係は日本からすると、民主化と国力増大で勢いづいた韓国に挑発されっ放しで「日本受難の時代」だったのだ。だから日本における最近の反韓・嫌韓ムードというのも、背景は昨日今日のことではないことが分かる。この累積ストレスは相当だろう。

 ではこの隣国にどう巻き返すのか。

 日韓関係は昔から「韓国に困ったことがあるとよくなる」といわれてきた。意気消沈して対外的におとなしくなるからだ。今後の韓国で、経済や内政、南北、安保、国際関係など「困ったこと」はそれなりに予想されるが、これは相手頼みだからあてにしてはいけない。

 それよりも、韓国人は昔も今も、有無をいわさないほど大きく強く豊かで立派な相手には頭が上がらないし、尊敬する。結局、そういう日本を見せつけることが、彼らのケチで古臭い反日(心理)を圧倒する最大の秘訣である。彼らはバブル以降の日本を、口グセのように「失われた20年」といってバカにし、楽しんできた。執拗な反日現象の背景にはそんな心理もあった。「ポスト平成」は日本が“力”をつけ立派になるしかない。

●取材・文/黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)

【PROFILE】くろだ・かつひろ/1941年生まれ。京都大学卒業。共同通信ソウル支局長、産経新聞ソウル支局長を経て産経新聞ソウル駐在客員論説委員。著書に『決定版どうしても〝日本離れ〟できない韓国』(文春新書)、『隣国への足跡』(KADOKAWA刊)など多数。

※SAPIO2019年1・2月号

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