スポーツ

江本孟紀氏は阪神に諦め顔だが「西とガルシアはええ補強」

“エモやん”こと江本孟紀氏(共同通信社)

 2018年、17年ぶりに最下位の「ダメ虎」となった阪神タイガースは、2019年に復活できるのか。阪神の新戦力に期待を寄せるのは“エモやん”こと江本孟紀氏(71)だ。

「金本(知憲)前監督は、若い選手が育つのを待っている間に、最下位になっちゃったんでしょう。弱いチームは積極的に補強すべきです。そういう意味では、西勇輝(元オリックス、28)とガルシア(元中日、29)、これはええ補強ですわ。西は28歳と若いし、ガルシアも昨年は広島と巨人相手に3勝1敗と相性がいい。加えてメッセンジャー(37)がいるし、藤浪晋太郎(24)が復活すれば、先発ローテのタマは揃います」

 ただし、先発が踏ん張っても野手陣が点を取れるかに不安が残る。「ベンチがアホやから野球ができへん」の名言を残した江本氏は、ポイントは矢野燿大新監督(50)の手腕だとする。

「本来、下位打線で下支えすべき年齢の糸井嘉男(37)や福留孝介(41)がいまだクリーンアップですからね。金本前監督は若手をとっかえひっかえして失敗したけど、矢野新監督はそれを反面教師にして、負けても我慢して使い続けることができるか」

 それ次第で、先発陣が“見殺し”にされるかが決まる。

「まあ最下位は脱出できるでしょうが、順当にいってもBクラス、4位ぐらいちゃいますか?」

 諦め顔で江本氏はそう締め括った。

※週刊ポスト2019年1月18・25日号

関連記事

トピックス

大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト
盟友・市川猿之助(左)へ三谷幸喜氏からのエールか(時事通信フォト)
三谷幸喜氏から盟友・市川猿之助へのエールか 新作「三谷かぶき」の最後に猿之助が好きな曲『POP STAR』で出演者が踊った意味を深読みする
週刊ポスト
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
NEWSポストセブン