逆にいえば、そのような条件下、一度の「おい!」のみで「危ない!」などの語句も続かなければ、松木氏の「おい!」にはそこまで気を取られなくてもいいかもしれない。

 幸か不幸か、決勝のカタール戦は日本時間23時のキックオフ。深夜24時台に眠たくなる視聴者もいる中で、終盤もつれた展開になれば、松木氏が「おい!」で目を覚ましてくれるに違いない。

●文/岡野誠:ライター・芸能研究家。研究分野は田原俊彦、松木安太郎、生島ヒロシ、プロ野球選手名鑑など。本人へのインタビューや関係者への取材、膨大な資料の緻密な読解を通して、田原俊彦という生き方を描いた著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)が話題。

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