スポーツ

原監督が語る陽岱鋼と丸佳浩の違いと外国人打者2人の評価

ビッグネームの対談が実現

 今年も“カネやん”こと金田正一氏が、巨人の宮崎キャンプを訪れた。選手として400勝、監督として日本一も成し遂げたレジェンドが、3度目の監督就任となる原辰徳監督に直球質問をビシ!バシ!と投げ込んだ。

──トライアウトに出ている選手の気持ちを考えれば、欲しい球団があるというのは幸せなことよ。入って来た“丸(佳浩)効果”はあるか?

原:個人的な印象としては、丸には丸のスタイルがある。ジャイアンツに来たからといって自分のスタイルを変えるのではなく、貫いています。それにジャイアンツの選手が影響を受けている。彼の強さを感じるところです。2年前にFAで陽岱鋼が移籍した時は、陽がジャイアンツの野球に馴染もうとしたことで、実力を出せるまでに時間がかかった。丸にはそういう心配が全くないですね。

──ならば、今年の戦力は万全か?

原:そうですね……(としばらく考える)。ボクが最後に監督をやった2015年のチームより全体的な戦力は上ですね(※注)。平均年齢も若返りました。投手陣は何枚か若い選手が出てくると思います。実績はないが楽しみな選手も多くいます。戦力として恥ずかしくないチームです。

【※注/75勝67敗1分で2位〈1位ヤクルトとは1.5ゲーム差〉。チーム成績は本塁打98本〈リーグ4位〉、打率.243〈6位〉、防御率2.78〈1位〉】

──新外国人はどうだ?

原:ビヤヌエバという野手が加入しましたが、一番の長所は27歳と若いこと。守備もいいし、大いなる向上心を持って日本に来たことを買いたい。バッティングは長打力がウリですが、こればかりは実戦を見ないとわからない。

関連記事

トピックス

谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン