スポーツ

池江璃花子、小林麻央さんが信頼寄せた病院で治療中

闘病中の池江選手(時事通信フォト)

 現在、「血液のがん」とも呼ばれる白血病の治療中である水泳の池江璃花子選手(18才)。SNSへの投稿は3月13日以来途絶えている(4月17日現在)が、その一方で闘病を支える場所が、ある時期を境に変わったという。彼女の知人が明かす。

「もともと入院していた病院から、都内にある日本屈指の私立総合病院『A』に転院しました。今はその無菌室に入って治療を受けているそうです。そこは白血病の最新治療が受けられることで知られていて、臨床結果も圧倒的に多い。しかも骨髄移植にも積極的で、白血病治療の名医がいるらしいんです」

 実はこの病院、2017年6月に乳がんで亡くなった小林麻央さん(享年34)が信頼を寄せた病院でもある。

「麻央さんはスピリチュアルな治療も含めてさまざまな治療法を試し、ずっと手術を拒否していましたが、Aへの転院を機に、ようやく手術を受ける決断をしました。ブログを開設し、抗がん剤治療や放射線治療を受けている様子を明らかにし始めたのも、Aに入院してからのことでした」(麻央さんの知人)

 麻央さんの2016年10月1日のブログにはこう綴ってある。

《病院の先生方の勇断により、先日、手術を受けることができました。術後、徐々に回復してきたため、ご報告させて頂きます》

 池江選手と麻央さんとでは、がんの種類も入院のタイミングも大きく異なるが、池江選手は日本屈指の医療機関で懸命に闘っている。

 池江選手は4月8日に日本大学入学と、同水泳部入部が発表されている。大学側は池江選手のバックアップ体制を早くから敷いてきた。

 日大水泳部監督であり、日本水泳連盟副会長を務める上野広治さんは、最近も池江選手と直接会って話をしている数少ない存在だ。

「(大学入学後も)会っています。治療は順調に進んでいるようです。頻繁に会えればいいのですが、われわれが菌を外から持ち込んでしまう可能性もあるので、そういうわけにはいきません。体調などを見ながら判断していきます」

──会った時にはどのような話をしましたか?

「申し訳ありませんが、それ以上のことはお話しできません。今は、彼女が泳げるようになるとかそういう問題ではなく、一日も早く、まずは元気に退院できることを望んでいます」

 ゆっくりと噛みしめるような口調でそう答えた上野さん。

 日本水泳連盟には、すでに4万羽を超す千羽鶴が届いているという。池江選手のツイッター更新は3月13日以降はなく沈黙が続くなか、回復を日本中が祈っている。

※女性セブン2019年5月2日号

関連記事

トピックス

イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
川崎春花
【トリプルボギー不倫の余波】日本女子プロ2022年覇者の川崎春花が予選落ち 不倫騒動後は調子が上向かず、今季はトップ10入り1試合のみ「マイナスばかりの関係だった」の評価も
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
「中野駅前大盆踊り大会」前夜祭でのイベント「ピンク盆踊り
《中野区長が「ピンク盆踊り」に抗議》「マジックミラー号」の前で記念撮影する…“過激”イベントの一部始終
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
『東宝シンデレラ』オーディション出身者の魅力を山田美保子さんが語ります
《第1回グランプリは沢口靖子》浜辺美波、上白石姉妹、長澤まさみ…輝き続ける『東宝シンデレラ』オーディション出身者たちは「強さも兼ね備えている」
女性セブン
9月6日から8日の3日間、新潟県に滞在された愛子さま(写真は9月11日、秋篠宮妃紀子さまにお祝いのあいさつをするため、秋篠宮邸のある赤坂御用地に入られる様子・時事通信フォト)
《ますます雅子さまに似て…》愛子さま「あえて眉山を作らずハの字に落ちる眉」「頬の高い位置にピンクのチーク」専門家が単独公務でのメイクを絶賛 気品漂う“大人の横顔”
NEWSポストセブン
川崎市に住む岡崎彩咲陽さん(当時20)の遺体が、元交際相手の白井秀征被告(28)の自宅から見つかってからおよそ4か月
「骨盤とか、遺骨がまだ全部見つかっていないの」岡崎彩咲陽さんの親族が語った “冷めることのない怒り”「(警察は)遺族の質問に一切答えなかった」【川崎ストーカー殺人】
NEWSポストセブン
シーズンオフをゆったりと過ごすはずの別荘は訴訟騒動となっている(時事通信フォト)
《真美子さんとの屋外プール時間も》大谷翔平のハワイ別荘騒動で…失われ続ける愛妻との「思い出の場所」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン
海外から違法サプリメントを持ち込んだ疑いにかけられている新浪剛史氏(時事通信フォト)
《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン
川崎春花
【トリプルボギー不倫の余波】日本女子プロ2022年覇者の川崎春花が予選落ち 不倫騒動後は調子が上向かず、今季はトップ10入り1試合のみ「マイナスばかりの関係だった」の評価も
NEWSポストセブン