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2019.05.21 16:00  週刊ポスト

筆跡診断士がみる、新元号「令和」&2018年の漢字「災」

「令和」を筆跡鑑定(Sipa USA/時事通信フォト)

 江戸時代の儒学者・佐藤一斎は、「書には人となりがあらわれる」との言葉を残したという。すっかり手書きを見かけることの少なくなった昨今でも、文字を見れば書いた人の横顔が思い浮かぶ感覚はまさにこのことだ。

 日本筆跡心理学協会認定の筆跡診断士であり、国内では数少ない筆跡アドバイザーとして活躍するのが書家の高橋史氏だ。

「筆跡診断は欧米では国家資格になっていて、フランスではグラフォロジーと呼ばれています。行動心理学と統計学とを融合させた学問のひとつなのです」

 グラフォロジーと呼ばれる筆跡心理学の歴史は約400年前、イタリア・ボローニャ大学のカミール・バルディ教授が1622年に発表した論文が嚆矢とされる。日本でも戦後に筆跡診断の研究が始まり、近年、日本筆跡心理学協会から、筆跡と性格の関係は96%一致するという研究データが発表された。

 筆跡診断は、脅迫文から犯人をプロファイリングするなど捜査や裁判に用いられる。高橋氏は、文字から性格診断をしたり、書癖を修正して運気を高めるアドバイスをしたりと、きれいな字を書くのとは違った角度から、手書きの奥深さを伝える活動を続けている。

 どんな文字でも診断する高橋氏が、誰もが目にした「あの字」を書いた人の「人となり」をご覧いただこう。

◆新元号「令和」発表の文字

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