「結婚に際して、浅田さんの両親を説得したのも希林さんでした。“美代ちゃんはもうやられちゃってるんですよ”と独特の言い回しだったそうです。離婚した時も、浅田さんのお母さんが亡くなった時も、彼女の節目には必ず希林さんがそばにいた。4年ほど前に浅田さんが千葉県に別荘を購入した時も、希林さんのアドバイスで、キャッシュで買ったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
樹木さんにとっても、浅田は実の娘のような存在だったに違いない。
「浅田さんが60才になったある日、“このままだと、ただのバラエティータレントで終わってしまう”と、希林さんに悩みを打ち明けたそうです。それで希林さんは浅田さんにとって代表作といえるような作品はできないものかと考えていた。そんな折に、『山辺節子』のニュースを見て、“艶がある美代ちゃんに、あの女みたいな役をやらせたい”とピンときたようです」(前出・映画関係者)
浅田が話を聞いた時には、樹木さんの取り計らいですべての段取りが決まっていたという。
「浅田さんが62才になる前のある日、突然、希林さんから“がんばりなさい”と言われ、『エリカ38』の台本を手渡されたそうです。本人も事務所のスタッフにとっても寝耳に水のことで、本当に驚いたそうですが、希林さんらしいといえば希林さんらしい」(浅田の知人)
※女性セブン2019年6月6日号