さらに、高身長で大人っぽいルックスは「この子はモノが違う」と審査員を唸らせたことと思う。
「ポカリスエット」は、昨今のトレンドである“ダンスCM”であり、“団体CM”だ。が、どこからどう見てもメインは茅島みずき。特にラストシーンは、多くの視聴者が「カッコイイ」と感じる仕上がりだ。
御存知のように、いまは「ダンス」が中学校で必修科目ゆえ、この年代の少年少女の多くは、それなりに踊れてしまうのだが、茅島のそれは、図抜けている。
ゴルフ同様、ダンスも得意なのかと思いきや、あそこまで本格的な振付に挑戦するのは「初めて」だったというから驚く。
茅島は振付開始から本番まで、毎日5時間、先生についてレッスンを行い、そこからまた自分でダンススタジオに通い、自主練をしていたというから驚きだ。恐らく、プロゴルファーを目指していたときのノリで「ポカリスエット」のCM撮影にも挑戦したのだろう。
とにかく14才には見えない大人っぽさなのだが、目標にしている女優が「永野芽郁」、好きなアーティストは「Mrs.GREEN APPLE」、カラオケや入浴中によく歌うのは「Aimer」など、圧倒的な“若さ”を感じずにはいられないプロフィールが眩しい。
茅島みずきは、清原果耶を育てたスタッフが担当しているのだが、注目されたときの年齢は同じでも、茅島は清原とは異なる道を歩むに違いない。
「透明感と強さをもつ」「非常に負けず嫌いで、めちゃめちゃ努力します」とは、そのマネージャー氏のコメント。よき理解者にも恵まれ、令和元年、茅島みずきは華麗に羽ばたく。