ライフ
2019.06.13 16:00 週刊ポスト
熟年夫婦のストレス緩和策 朝ドラ視聴、週末農作業など

朝ドラは共通の話題としてうってつけ(イラスト/藤井昌子)
長年連れ添った夫婦でも、時として息苦しさを伴うことがある。熟年夫婦のストレスを緩和するためには、「絶妙な距離感」と「生活の工夫」が必要だ。
夫婦で寝室を別にする「夫婦別寝」の効果が高いことは、すでに広く知られている。いびき、歯ぎしり、寝相の悪さ──などといったパートナーによるストレスから距離を置くことができる。夫婦問題研究家の岡野あつこ氏がいう。
「老後の生活は思った以上に長い。熟年夫婦にとって、適度な距離感を持ってパートナーと接することは、夫婦関係を良好に保つうえで何より重要です。とはいえ“お互いの自由を尊重しよう”と、何もかもを別々にしていては、かえって夫婦仲を冷え込ませてしまうことになりかねません。お互いが心地良く過ごせる境界線を見つけ出す必要があります」
◆共通の話題で盛り上がれる「朝ドラ視聴」
最近はテレビも1人1台が当たり前。元公務員のAさん(67)も、普段は1人でプロ野球やゴルフ中継を楽しんでいるが、NHKの朝ドラだけは夫婦で一緒に観るように心がけている。
「この歳になると、妻との話題といえば、老親の介護やらこの先のお金の心配やら、現実的で暗い話ばかり。ニュースをつけても、老人の暴走運転やらでいたたまれなくなる。
その点『なつぞら』のような明るい朝ドラなら、他愛もない話で夫婦で盛り上がれる。家族についての考え方や昔の思い出を語り合うきっかけにもなる。毎日のたった15分が、私たち夫婦にとっては大事な時間です」
関連記事
トピックス

セント・フォースがキャラ立ち時代へ 鷲見、川田、神田の異端児が活躍
NEWSポストセブン

帝国ホテルほか高級ホテルが続々発売の長期滞在プラン ホテル暮らしは本当に快適か
NEWSポストセブン

スーパークレイジー君に202票差で惜敗した美人候補がエール!
週刊ポスト

石橋貴明、浜田雅功、有吉弘行… 大物MCの人気女子アナ評価語録
週刊ポスト

スーパードラ1佐藤輝明に懸念される 阪神の「新人育成黒歴史」
週刊ポスト

永山絢斗、芸能界屈指のカーマニアが乗る「最強スペック欧州車」
NEWSポストセブン

豊洲市場で再出発の渡部建、苛烈バッシングが急速に収まったわけ
NEWSポストセブン

退職者相次ぐ秋篠宮家 皇室内のパイプ役期待される宮務官が就任
週刊ポスト