「地方のドン的なプロゴルファーがヤクザから提供されたカネを使って、女子プロを4~5人集めるケースも多い。そしてラウンド後のパーティーでは女子プロにホステス役をさせる。それでも賞金を最低20万円くらい出せば、女子プロからの不平は出ません」(ある中堅プロゴルファー)
昨年の女子プロは賞金ランク100位で420万円。132位より下は100万円以下。遠征費用などは自腹のため、トップ勢以外は出場するたびに赤字が増えるような生活を送っている。
副業として“同伴ゴルフ”を行なっているという女子プロがいう。
「同伴者3人が2万円ずつ、計6万円ということが多いかな。そこにチョコレート(賭け)で上積みをしていくんです。プロゴルファーとして生きていくためには、きれいごとなんて言っていられない」
※週刊ポスト2019年6月28日号