芸能

志尊淳、マイノリティー役を演じる抵抗感はまったくなかった

志尊淳が出演する『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系、公式HPより)は7月9日スタート、毎週火曜22時~

 昨年はドラマ『女子的生活』(NHK)、“朝ドラ”『半分、青い。』(同)と幅広い役を演じ、飛躍の年になった志尊淳(24才)。『女子的生活』でトランスジェンダーの役で美しい女性の姿をして話題に。『半分、青い。』ではゲイセクシャルの青年・ボクテ役を好演。「2019年エランドール賞」の新人賞を受賞し、若手俳優きっての実力派として存在感を示している。

「マイノリティーな役に対して向き合うことに、抵抗はまったくなかったです。人としてそれぞれの役柄に魅力を感じたので、真剣にその役に向き合って演じることができました。“朝ドラ”に出たことで、おじいちゃん、おばあちゃんに声をかけていただく機会が増えましたね。今でも、“ボクテ!”と役名で呼んでくださいます(笑い)。

 みなさんの印象に強いのは、やはり『女子的生活』や『半分、青い。』などかもしれないんですが、それ以前の仕事から繋がって今があると思うので。転機は? と聞かれたら、すべてが転機だと思っています」

 次々に話題作に出演しているが、「正直、5年後、10年後はどうなっているかまったくわからないです」と、本音をポロリ。

「ぼくはあまり先のことは想像しないんです。役者の世界の面白いところって、自分の想像の範疇を超えることができるところ。たとえば、『女子的生活』で女性役をいただいた時にも、まさか自分にそんな役がくるとは思っていなかったので…。だから夢に向かって…というよりも、1つ1つの仕事を大切にしていきたいですね。役者としてのキャリアはまだ浅くても、責任と信念はしっかり持っていたいです」

 毎回、さまざまな役で新しい顔を見せてきた彼が、次に『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系・7月9日開始)で演じるのは元美容師見習いで、レストランで働くことになる川合太一。

「共演者のみなさんと演じていると、自分が思っていた以上の川合を引き出していただいているな…と実感します。川合はいつも明るくて、いないと寂しいな…と思われる存在になれたらいいなと思いながら、演じています。このドラマが放送されたら、志尊くんって本当はこんな人なのかな?って、思う人が多いと思います(笑い)」

 役のイメージで見られるのは、怖い…?

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン