太宰の妻・美和子を演じる宮沢りえ(時事通信フォト)
撮影は昨年11月上旬から約1か月半かけて、京都府を中心に富山県や神奈川県でも行われた。「R15」指定されており、大女優3人が濡れ場を演じていることが話題に。
「この映画は小栗さん以外にも、成田凌さん(25才)、高良健吾さん(31才)、藤原竜也さん(37才)といったイケメン俳優も出ていて、全体的にエロティックな雰囲気が漂っています。その中で異質なのが宮沢さん。主要キャストの中では“最年長”。露出度は低いのですが、太宰の妻としての貫禄と妖艶さをうまく共存させています。沢尻さんは濃厚なキスシーンやセミヌードまで披露しています」
しかし、こと濡れ場に関しては、「二階堂さんの圧勝でした」と秋本さんは言う。
「彼女は脱ぐと意外にすごいんです。ブラが外れて、自然な流れでバストが見えるのですが、すごくきれいで形がいい。隠そうと思えば隠せないでもないシーンなのですが、“見えたら見えたで構わないわ”という、女優としての覚悟が感じられました。まだ生に未練のある太宰を死の淵に引きずり込むのが彼女の役どころで、“一緒に死にましょ”ってニコッとするシーンがものすごく怖い」
濡れ場の裏にある、3人の“女優魂”のぶつかり合い、見る価値がありそうだ。
※女性セブン2019年8月1日号