芸能

ジャニー社長家族葬 木村拓哉が中居のために空けた隣の空白

中居はジャニー社長が倒れた際、真っ先に病院に駆けつけたという(写真は今年6月)

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の“家族葬”が7月12日、東京渋谷のジャニーズアイランドの稽古場で営まれた。ジャニーズ所属のタレントとジャニーズJr.など、150人が参列した。しかし、ジャニーズの現役タレントで家族葬に姿を見せなかった人がいる。中居正広(46才)だ。

「中居さんは、ジャニーさんが倒れたと聞いて真っ先に病院に駆けつけたうちの1人です。それほどジャニーさんへの思いが強い人が、家族葬に姿を見せないのはあまりに不自然に感じました」(スポーツ紙記者)

 記念撮影の場にいなかったのは中居だけではない。当日、大阪でコンサートをしたKis-My-Ft2は参加できなかった。

「嵐の櫻井翔さん(37才)もロケのためスイスにいて参加できませんでした。生田斗真さん(34才)や風間俊介さん(36才)など、仕事と重なり、午前中だけ顔を出したメンバーもいました。みんなドラマや地方の仕事など、30分も抜けられない事情で仕方なく欠席することになってしまった」(芸能関係者)

 確かに中居もその日はレギュラー番組『中居正広のニュースな会』とプロ野球『マイナビオールスターゲーム2019』(ともにテレビ朝日系)の仕事が入っていた。

「かなり過密なスケジュールだったことは間違いありません。ただ、事務所としては中居さんのスケジュールは最大限に優先する意向だったはず。中居さんも自分がメインの番組ですから、時間を調整して家族葬と記念撮影などに出ようとすれば出られたはず。櫻井さんも仕事の都合で家族葬には出席できませんでしたが、なんとか火葬場に駆けつけてほんの少しだけでいいからと、最後の別れを伝えたのに…。

 むしろ中居さんが出ないとどのようにいわれるかという影響力を考えれば、出席することこそ大人の判断だったのではないでしょうか。だからこそ中居さんが退所を決意したと報じるメディアもありました」(前出・スポーツ紙記者)

◆五輪の総合司会が途切れたから

 退所報道の根拠はそれだけではないという。7月5日、TBSの東京五輪関連番組の総合司会を安住紳一郎アナ(45才)が務めると発表された。

「それまでTBSの五輪中継といえば、中居さんがメインキャスターを務めてきました。2004年のアテネ五輪から昨年の平昌五輪まで、夏季、冬季合わせて足かけ14年続けてきたのです。しかし、それをわざわざこのタイミングでTBSが中居さんではなく“安住アナ”だと発表した。

 中居さんにはこれまで何度かジャニーズ事務所退所の報道がありましたが、東京五輪のメインキャスターを終えるまではそういった動きはないものとみられていました。ジャニーさんが倒れた後にこのようなことになったので、中居さんが何らかの意思表示をしたと見るのは当然のことでしょう」(テレビ局関係者)

車に乗り込む中居(写真は今年6月)

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン