ライフ

年を取っても、明るい色や華やかな柄の服に挑戦する方法

明るい色の服にも挑戦できる小花柄

オリジナルファスナーで前開き全開。明るい色の服にも挑戦できる小花柄(1万6200円)

 年を重ねると、体形が変わったり体が思うように動かなかったりして、“服を着る”ことが大変になる。しかし、「ファッションは人を前向きにする力がある」と語るのは、着脱しやすいおしゃれな服を提供する愛知県発のブランド『キアレッタ』主宰の前野いずみさん。

 どんなに年を取っても、普段、服に関心がなさそうにしている人も、新しい服を手にするとみんな顔がほころび、心が躍っているのがわかると言う前野さん。 ぜひ母娘で、ファッションを楽しんでほしいという。

「多くの高齢者は、やはり無難なデザインや地味な色合いを選びがち。色は着る人の気分にも影響しますから、明るい色や華やかな柄にもチャレンジしてみてください。ベースが地味な色でも、たとえば明るい色柄のスカーフを顔回りに取り入れればおしゃれで顔色もよく見えます。 また胸元にフリルやレースなどの装飾があると表情が華やいで見え、年齢が出やすい首元もカバーできます」(前野さん・以下同)

 ところで『キアレッタ』は体の不自由な部分に合わせたオーダーメードではなく、あくまで既製品として販売することにこだわっている。

「既製品を手に取って鏡の前で当てて見たり、それを着た自分を想像してみたりして、“選ぶ”楽しさもファッションの大切な要素なのです。“明日、何を着ようかな”というワクワク感、“その服いいね、どこで買ったの?”と弾む会話、ほめられる喜びもファッションの醍醐味。

 若い人にはもちろんですが、年を重ね、衰えに抗いながら頑張っておられる高齢のかたがたにこそ享受していただきたいと思っています」

※女性セブン2019年8月8日号

カット・ジャガードと立体感のあるプリントで華やぐシフォンブラウス

カット・ジャガードと立体感のあるプリントで華やぐシフォンブラウス(1万7200円)

関連キーワード

関連記事

トピックス

警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン