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2019.08.14 07:00  週刊ポスト

米田哲也氏「稲尾和久は常時150kmですべて低めに投げた」

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「今のピッチャーは昔に比べて平均的に球が速いが、コントロールが悪すぎる。ど真ん中に投げたら、どんなスピードボールでも打たれますよ。僕がサイちゃん(稲尾氏)を1位にしたのは、やはりコントロールが理由です。150キロ台のボールを常時投げ、それがすべて低めにコントロールされていた。

 野手では、苦手にしていた記憶のある打者を上位にあげてしまいますね。1位にした太さん(中西太氏=1952~1969年、西鉄)の打球は凄かった。ピッチャーライナーでマウンドからジャンプすれば届きそうな打球が、バックスクリーンに突き刺さるホームランになるんですから。平和台球場のレフト場外に運ばれたことも覚えています。インコースに入っていくスライダーには弱かったけど、それが少し甘くなればスタンドに持っていかれました」

 では、現代の選手たちはその目にどう映るのか。米田氏が続ける。

「そりゃ、今のバッターの筋力は凄いと思いますよ。練習量も多く、よく鍛えていると思いますが、それが本当に打撃にプラスになっているかは、よくわかりません。プロレスラーのような筋肉が野球で活かせるとは思えませんから。

 ただ、柳田悠岐(2011年~、ソフトバンク)は見ていて対戦してみたいと感じる選手ですね。オリックスの吉田正尚(2016年~)もそう。昔も彼らのようにフルスイングする選手はいたけれど、頭がブレブレでバランスが悪かった。その点、柳田も吉田も頭がブレない。よほど体幹がしっかりしているのでしょう」

 世代を超えて評価される選手もいるのだ。

※週刊ポスト2019年8月16・23日号

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