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レンジローバーの末弟・イヴォークがSUV全盛でも際立つ訳

インテリアも質感高くリフレッシュされた

インテリアも質感高くリフレッシュされた

◆洗練されて磨きあがった格好よさ

 では、新しい2代目のイヴォークはどうか。実物を前に、格好よさに文句をつける人は、ほとんどいないはず。

「Reductionism(還元主義)」というコンセプトを掲げた新型のデザインは、シンプルでありながらも洗練されています。一見すると、旧型のイメージそのままですが、ディティールがまったく違います。ボディの99%は、新設計されているとか。インテリアもリフレッシュされ、質感も非常に高いものになっています。1000万円以上する他のレンジローバーと比べても遜色ないほどです。

 中身も一新されており、プラットフォームもプラグインハイブリッド化を見据えた新世代のものを採用。悪路走行性能も向上しており、レンジローバーのこだわりである渡河性能は旧型よりも+100mmの600mmとしています。つまり60cmまでの深さの水であれば渡れてしまうというのです。

60cmの水深でも走行可能

60cmの水深でも走行可能

 また、自動ブレーキを含む先進運転支援システムもしっかりと搭載しています。さらに、前輪の下を映像でモニターに映し出す「クリアサイト・グランドビュー」を世界初採用。悪路で路面を確認しながら走れるという驚きの機能です。

前輪の下の状況もモニターで確認できる(オプション)

前輪の下の状況もモニターで確認できる(オプション)

 そんな新型の価格は461万円から。エンジンは、2リッターのガソリンとディーゼル。ガソリン・エンジン車は、200馬力、249馬力、300馬力の3バリエーション。300馬力はマイルドハイブリッド化されています。

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