高級レストランで使われている調味料を採用するなど、「ニチレイ本格炒め炒飯が、街の中華屋の味に対して、こちらは高級中華レストランの味といった雰囲気をよく出しています」(西川氏)という評価だ。
奥深い冷凍チャーハンの世界について、おわかりいただけただろうか。最後に、冷凍チャーハンを食べる際にさらに美味しくなる、ちょっとした工夫を西川氏が教えてくれた。
「冷凍チャーハンは、開封後はなるべく早く食べきることをおすすめします。米飯商品の中でも、ピラフや炊き込みごはん系は多少霜がついてもレンジ調理でふっくら仕上がるが、パラパラ感が勝負の冷凍チャーハンは、霜がつくとべちゃっとしてしまう可能性があるためです。
さらに、レンジ調理だけでも食べられるが、個人的にはフライパンで炒めたほうがより美味しく食べられると思います。チャーハンの米粒はすでに油によるコーティングがされているので、テフロン加工のフライパンに冷凍チャーハンを凍ったまま入れて炒め直すだけ。一手間をかける余裕があるときはぜひ一度試してみてほしい」
アンケート結果を見ると、冷凍チャーハンは休日の昼食に食べるという人が多かった。時間のある休日だからこそ、フライパンで香りの増した冷凍チャーハンを試してみてはいかが?