秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さま(写真/時事通信フォト)

「本来なら皇室が海外を訪問する際、宮内庁の式部職を通じて、相手国を訪問するのでご準備お願いします、という旨の連絡が外務省に入ります。ところが秋篠宮殿下は今回の旅行の日程や行き先を、国立民族学博物館教授の池谷和信氏に相談して決められた。

 池谷氏は『生き物文化誌学会』を通じて殿下と親交があり、事前に現地の下見に訪れて訪問場所を検討されたといいます。殿下の訪問に関して相談を受ける立場であるはずの外務省は、NHKの報道で初めて秋篠宮家のブータン旅行を知ったといい、外務省関係者は、『何だコレ? ウチには連絡がないぞ』と仰天したそうです」(皇室記者)

 外務省が慌てたのには理由があった。ブータンには日本大使館がないため、兼任するインド大使館が対応する必要が出てきたからだ。

「外務省が困ったのは、秋篠宮家がブータンに入られた同日、インドのモディ首相もブータンを公式訪問することが決まっていたことです。ブータン王室に対し、日本の皇位継承者と隣国の指導者を同時におもてなしするという負担をかけてしまった。外務省が秋篠宮家の動向を把握して日程調整しておけば“ダブルブッキング”を避けられたはずです」(同前)

 一部の外務省職員からは秋篠宮への嘆息が漏れる。

「皇室が海外訪問される際、外務省への連絡が遅れるなんてあり得ない。“私的旅行とはいえ、海外を訪問される際はトラブルを避けるため早めに外務省に連絡を入れてほしい”というのが本音です。“秋篠宮殿下は外務省をないがしろにしているのではないか”との声まで出ています」(同前)

 外務省に尋ねると、「一般的に皇族の外国訪問については宮内庁と連携して準備を進めています。詳細な回答は差し控える」(報道課)と回答。宮内庁は「必要な時期に必要な部局間で連絡を行っています」(総務課報道室)とした。

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン