国内

上皇后「乳がん手術」で引っ越し遅延 雅子皇后に意外な効果

那須御用邸周辺を散策される上皇ご夫妻(写真/時事通信フォト)

 左胸に早期の乳がんが発見され、手術を受けられた上皇后。「ステージI」で明らかな転移はなく、東京大学付属病院からは数日で退院できるとみられている。

「8月下旬の軽井沢ご静養中には、正田家の妹である安西惠美子さん、娘の黒田清子さんらと会われ、手術のことをお話しされた。9月1日には上皇陛下とご夫婦で赤坂のサントリーホールでクラシックの演奏会にも出席されました。心穏やかに手術を迎えられたそうです」(宮内庁担当記者)

 一方、その影響で大幅に遅れてしまいそうなのが、上皇・上皇后ご夫妻の皇居から高輪皇族邸(港区)への引っ越しだ。

「宮内庁職員たちは本来、8月中旬に新居へ荷物を運び込めると考えていた。しかし7月に上皇后さまのがんが見つかったため、荷物の整理が遅れることになったのです。上皇后さまは天皇・皇后ご夫妻のためにも10月の『即位礼正殿の儀』の前には引っ越しを済ませたいとお考えになられていたようですが、天皇・皇后ご夫妻は“まずは術後のケアが第一”と、ゆっくりなさるように上皇后にお願いされた。そのためお引っ越しは年明けまでずれ込むとみられています」(同前)

 上皇・上皇后ご夫妻が皇居からの引っ越しを済ませるまでは、天皇・皇后ご夫妻もこれまで通り赤坂御所で生活を続けることになる。

 現在、天皇は皇居で公務があるたびに車で移動している。その場合、経路となる一般道路の信号機をすべて止める(青にする)ことになり、警備などの負担も決して軽くない。

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン