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2019.09.26 16:00  週刊ポスト

西武HD・後藤高志社長 球団経営に力を入れている理由

西武HDの新本社ビル「ダイヤゲート池袋」(写真/時事通信フォト)

──都心の再開発案件など、不動産事業も拡大中です。

後藤:西武グループ全体で全国に1億3600万平方メートルの土地を持っており、ホテル・レジャー事業がグループの「原動力」、鉄道事業は収益の「源泉」、不動産事業は成長の「鍵」という位置づけです。一番シンボリックだったのが、旧赤坂プリンスホテルを建て替え、複合再開発した東京ガーデンテラス紀尾井町。旧赤プリ時代に比べて利益水準は5倍になりました。

 来夏の東京オリンピック・パラリンピックが終了する頃から、この紀尾井町をモデルとして、オフィス、ホテル、レジデンス、それにコンベンションセンターを備えた複合再開発を、品川、高輪、芝公園の各エリアで展開していく考えです。

──西武といえば、後藤さんがオーナーである「埼玉西武ライオンズ」の存在感も大きい。電鉄系の球団は西の阪神と東の西武だけになりました。

後藤:就任以来、ライオンズはグループのシンボルだと一貫して言い続けてきました。2008年からは「埼玉」という名を冠し、より地元に根ざした球団経営を目指しています。主催試合の観客動員も昨年まで4年連続で過去最高を更新しています。

 今後は総額180億円をかけて、所沢市にあるメットライフドームのボールパーク化を進めていく。

 たとえば、バックネット裏に空調を完備した約500人収容のVIPルームを造る。“ドーム球場”とはいえ空調が効かない構造であるため、「夏は暑く冬は寒い」という弱点がありましたが、VIPルームによってそこを補完していきたい。2021年春に完工予定です。

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