「訪問先でのご発言は、『(昼食会の料理を)大変おいしくいただきました』『(景色を見て)非常にきれいでした』『(ウィーン少年合唱団の歌声を聴き)楽しかったです』など、ワンセンテンスのご回答が多く、大統領など相手国要人とのやり取りでも会話のキャッチボールが続かず、困惑を誘った場面もあったようです」(前出・皇室ジャーナリスト)
もっと困ったのは、取材した記者たち。現地の人との交流をドラマチックに記事にしたいところだったが、そもそも佳子さまの会話が少ないので、報じられることといえば、「笑顔でご挨拶」「観光された」「和装に着替えられた」など。“記者泣かせ”ともいえるご訪問だったという。
「“それだけ?”という回答ばかりで、地元メディアも困惑。訪問概要をまとめるほか、容姿をほめるなどは苦肉の策だったようです」(前出・現地在住ジャーナリスト)
帰国後は、国内での公務が続く。皇族の減少が続く中、就職されていない成年皇族の佳子さまには八面六臂のご活躍が期待される。もっとお言葉をうかがいたいところだ。
※女性セブン2019年10月10日号