「高齢になると、あちこちの筋肉が固くなりますね。表情のためにはやはり口周りの筋肉が大切です。口は直接、見えませんから、鏡を見る習慣をつけて。口の周りをよく動かすことと、自分の笑顔を知っておくこと。笑顔のイメージトレーニング。歌を歌ったり朗読をしたり、大きな声を出すのもいいですね」

 またベテラン照井さんが欠かさずやっているという本番前のリラックス法も教わった。肩を回す体操で血行がよくなり、活力も湧いてくる感じだ。

「本番前以外に、朝夕2回。口角を上げて、しっかり笑顔を作って行うことで、顔全体の動きがよくなります」

 このほか発声練習や滑舌練習など、いい表情を作るために細かな努力を日常にいっぱいちりばめている照井さん。カメラの前に限らず、その笑顔が幸せを呼び込んでいるに違いない。

 照井さんオススメする素敵な写真の撮られ方のポイントは2つだ。ポイントの1つは、素敵な笑顔のための立ち姿勢。それは、モデルの基本的な立ち姿勢だ。背筋を伸ばして直立し、片足を少し後ろに引いて軸足(重心)にし、前の足は膝を内側に入れ、少し斜めに構える。

 下半身をしっかり構えると上半身にエネルギーがスムーズに届いてきれいな姿勢が保てる。上半身だけの撮影でも必ずこのポーズを取る。。

 2つめは、素敵な笑顔のための「肩回し体操」だ。背筋を伸ばして両手を肩にのせたまま、肘を大きく回す。前回し10回、後ろ回し10回が1セット。回しながら、口角を上げて笑顔を作ることも忘れずに。

※女性セブン2019年10月10日号

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