私が個人的に心の中で「高田的三バカ大将」と呼んでいる日芸の後輩で少しは出世した男達との初めての出会いを中心に書いた。立川志らく、爆笑問題、宮藤官九郎である。分かる人は分かると思うが、今の日本の“笑文化”をリードしている男達である。
書きおろしにこの連載コラム3年分を担当のお嬢様編集者が上手に取捨選択してただいま作っている真っ最中。10月30日刊行予定。タイトルが『面白い人のことばっかり!・ザ・笑売じょうずたち』(高田文夫、絵・佐野文二郎/小学館)である。予定に入れといて下さい。
志らくのこの大活躍を一番喜んでいるであろう立川談志。2011年だから亡くなって8年。今年も命日がやってくる。そこで恒例「談志まつり」(有楽町よみうりホール)が11月20・21日。一門の落語にはさまって、20日夜の部には“高田文夫vs志らく”の、対談とは名ばかりの「公開小言」があります。お時間のある方はどうぞ。
※週刊ポスト2019年10月11日号