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懲戒処分された風俗バイト女性警官 真面目な勤務日報の内容

店には「21歳」として勤務していた(風俗店のホームページから)

〈制服を着た姿はまるで女学生だけど脱いだらビックリの妖艶ボディ〉──大阪市中央区のデリヘル店「X」のホームページには、今年5月から、こんな紹介文とともに、口元を隠したセーラー服姿の女性が掲載されていた。料金は60分1万4000円。入店したばかりのイチオシのキャストとして紹介されている。

 だが10月初旬、彼女のページが突如削除された。

「キャストが生徒で客が先生役という設定の制服コスプレがコンセプトの店です。指名も多く人気もあったのですが、昼の仕事でトラブルがあったらしく辞めてしまった」(風俗店関係者)

 10月18日、兵庫県警から、鉄道警察隊に所属する女性巡査長(27)が性風俗店でアルバイトしていたとして、停職1か月の懲戒処分としたことが公にされた。同巡査長は同日付で依願退職している。

 県警によれば、この巡査長は9月下旬、JR相生駅構内のトイレに実弾入りの拳銃と手錠を置き忘れる不祥事も起こしており、これらを含めて処分を決定したという。この巡査長が、件のデリヘル嬢だった。

「県警内で『女性巡査長が風俗店でアルバイトしている』という告発があり、内部調査を進めていた。その最中に拳銃置き忘れの一件があり、聞き取り調査の過程で副業も認めた。5月から働き始め、20回の出勤で30万円ほど稼いでいたとか。収入は外食など遊興費に使ったと話しているそうです」(全国紙社会部記者)

 鉄道警察隊で痴漢対策捜査を担当していたという巡査長は、「数年前まで県警の音楽隊に所属していて、目元のパッチリした美人警官として有名だった。勤務態度に問題はなく真面目な印象だった」(県警関係者)といい、組織内でも驚きの声が広がっているという。

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