大河ドラマ『麒麟がくる』の出演も決まっていたが…

「もともとのタレコミは、『沢尻はMDMAとは別の違法薬物を所持している』というものだった。捜査員は沢尻に路上で声をかけて持ち物検査をしたが何も出てこず、簡易の尿検査も結果はシロ。自宅の捜索を始めても、しばらくは何も出てこなかった。焦った捜査員は部屋のあらゆる場所を捜していった。沢尻の自室を重点的に洗っていくなか、沢尻は観念するように“ここにありますよ。MDMAです”とアクセサリーボックスを指差した。そこからMDMAの粉末が入ったカプセルが出てきた時、捜査員は安堵した」(前出・捜査関係者)

 実は彼女が逮捕された日、捜査員が把握できていない空白の時間がある。沢尻がクラブを出た午前5時半頃から、自宅に到着した8時前までの約2時間半。この間に、沢尻がほかのドラッグを処分したのではないか、という情報もあるという。しかし、実際は違うようだ。

「彼女たちはクラブ帰り、24時間営業のそば店で締めるのがお決まりのコース。あの日も渋谷駅近くのそば店で、みんなで1時間以上はダベっていたと思います。警戒している人なんて誰もいなかったはず」(前出・沢尻の知人)

 久しぶりのオフを前に、楽しい一夜を過ごした沢尻。しかし、その夜を境に彼女の人生は一変することとなった。

※女性セブン2019年12月5・12日号

女優として再評価され始めた矢先だったが…

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