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2019.11.26 07:00  女性セブン

3才まで母親は育児に専念の「3才児神話」に92才保育士が異論

「子供が母親の愛情を感じられるいちばんの行為は、抱きしめること。お迎えの時に、“会いたかったわ”と言って抱きしめてあげて」

 そんな大川さんの言葉に、「愛情をたっぷりかけることと甘やかすことの境界線がわからないのですが…」と、不安を漏らしたのが、ベビーマッサージ教室で講師をしている堀内美佳さん(33才)だ。子供には自信を持たせるため、意識的によくほめ、本人たちのやりたいことも尊重するようにしているという。ただ、それがすぎると、単なる甘やかしにならないかと心配なのだ。

「4才の息子は、私が何度注意しても食事に集中せず、充分に夕飯を食べない時があるんです。それで、寝る時間になって“お腹が空いた”って…。それでついあげてしまうんですが、こんなことでは、わがままに育ちそうで」(堀内さん)

 大川さんの園でも、昼寝や食事の時間、帰る時間は自由だ。だからといって、小学校でもその習慣をわがままに通す子供はひとりもいないという。

「ルールを守ってほしいという時、“ママはこう思うけど”と自分の意見を伝えた上で、“じゃあどうする? あとで食べる?”と聞いてみたらどうかしら。それで“食べない”と言ったら、“自分で決めたんだから守ろうね”と、責任を持ってその言葉通りにしてもらい、それで困るようであれば、相談に乗ってあげて」

 親が尻拭いせず、あえて失敗を体験させることで、自立心が養われるのだという。

※女性セブン2019年12月5・12日号

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