「お辞儀の後は、陵墓にお供えする玉串を持たれて礼拝されました。腰から上半身を深く曲げられ、その姿勢を保たなければならないのですが、その際、体が左右にふらつかれているのがはっきりとわかりました。
その様子を目の当たりにしたメディア関係者は騒然となっていました」(前出・別の皇室記者)
それでも雅子さまは、誰に支えられるでもなく、儀式のすべての所作を滞りなく終えられた。両陛下はその後、京都にある孝明天皇陵に向かわれた。
「両陛下は京都駅に到着されると、たびたび立ち止まりながら、人々の歓迎に笑顔で応えられていました。
しかし、移動の際に乗られた御料車では、雅子さまの顔色がさえず、うつむき加減になることもあり、相当にお疲れがたまっているように感じました」(前出・皇室記者)
テレビでは背筋を伸ばされ堂々と歩かれる雅子さまの姿が映し出されていたが、現地にいた記者は心配を深めるばかりだったという。
「ご快復傾向にあるとはいえ、まだ療養中の身である雅子さまですから、一連の儀式が終わろうとしているこの時期に、お疲れが出てきたのかもしれません」(別の宮内庁関係者)
雅子さまはつづく孝明天皇陵参拝、翌28日の明治天皇陵参拝と京都御所での茶会も無事終えられた。茶会では終始、晴れやかな笑顔を見せられていた。
無理なくご自分のペースで、日々を歩まれてほしい。
※女性セブン2019年12月19日号