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情報商材販売から特殊詐欺を経て殺人未遂を犯した男の転落

 かつて、特殊詐欺は暴力団関係者や、それに近い半グレによって行われていたが、近年では、SNSなどを使って一般人が関わるようになった。もっともそれが顕著だったのは、昨年、東京・江東区で発生した「アポ電強殺事件」だ。特殊詐欺の手法を用い、高齢者宅や留守宅を狙った強盗事件。もはやなんでも有りになったとかと、世間も、司法当局でさえ驚いた。

「行くとこまで行った感じですね。情報商材ビジネスをしていると、人を騙す感覚が薄れます。こうなると、次は詐欺をやっても平気になる、詐欺の次は空き巣だってやるでしょう、その次は…とうことでしょうか」(X氏)

 逮捕された男は、以前から周囲に「暴力団と仲が良い」などと吹聴していたようだが、実際には根は明るいが全てがデタラメ、というワルぶって見せるのが好きなだけのお調子者だった。金に困り情報商材というグレービジネスに一縷の望みを見たがやはり失敗、その時点で相当額の借金も抱えていたとみられる。そうして、特殊詐欺の世界に足を踏み入れ、殺人未遂事件まで起こすほどに堕ちた。

 それがどんなに小さく細いものであっても、悪の道に足を踏み入れると、必ず、誰でも、自身が破滅するということを覚えておくべきだろう。

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