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早大鉄研メンバーが投票で選んだ「2019鉄道10大ニュース」

相鉄12000系。写真は直通運転開始前の横浜行き(写真提供:早大鉄研)

 平成から令和へと元号が変わった2019年も残すところあとわずか。早稲田大学鉄道研究会が会内でアンケートを実施し、鉄道関連の出来事から今年の鉄道10大ニュースを選定した。以下、得票が多かった順にご紹介する。

 * * *
【1位】JRと相鉄が相互直通運転を開始

 早大鉄研が選ぶ2019年の鉄道ニュース、1位に輝いたのは11月30日に開始されたJR東日本と相模鉄道(相鉄)の相互直通運転である。神奈川の県央部に住む会員にとっては新宿や渋谷へ乗り換えなしで行くことができるようになり、同時に東京近辺に住む会員にとっては鮮やかな「YOKOHAMA NAVYBLUE」(濃紺色)の相鉄12000系が新宿や渋谷に停車していることが、新鮮な驚きであったようだ。

【2位】JR西「おおさか東線」が延伸される

 2位に入ったのは3月のダイヤ改正でのおおさか東線(放出~新大阪)の延伸。路線の廃止や事故といった暗いニュースよりも、大阪都市圏での新しい路線の開業という明るいニュースに会員の支持が集まった。貨物線を通るため、多くの貨物とすれ違うのも魅力的だ。

おおさか東線を走る201系(写真提供:早大鉄研)

【3位】台風19号による各鉄道路線の被災

 10月12日に上陸し、各地で猛威を振るった台風19号の被害が3位に入った。北陸新幹線、箱根登山鉄道、上田電鉄、阿武隈急行など、日本各地の鉄道が大きな被害を受けた。現在も被災の影響で、運転見合わせや減便となっている路線も多くあり、被害の大きさを物語る。我々会員にとって思い入れのある鉄道路線も多い。早期の復興を祈りたい。

上田電鉄1000系(写真提供:早大鉄研)

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