「メールなどを見つけられても“仕事上の付き合い”“相談相手”と言い逃れをする男性が多いのですが、気になった妻が興信所に依頼したり、スマホのデータを取るなどしてさらに決定的な証拠を見つけることも珍しくはありません。妻からすると不倫はその場の勢いだったとしても、言い訳で“嘘をつく”という行為は今後の夫婦生活での信頼関係を損なう行為で、離婚に繋がります」
さらに「妻に非がある」と反論するのは致命的だ。3万件以上の離婚相談を受けてきた夫婦問題研究家の岡野あつこ氏が語る。
「“お前だって家事をおろそかにしていたじゃないか”などと自分を棚に上げて責めるのは、妻にとって最も許せません。“俺が悪かったけど、親には言わないでくれ”“子供には言わないほうがいい”と自己保身が透けて見える言葉も、本当に反省しているのかと疑われます。そして、できもしないのに安易に“別れた”“別れる”と口走るのも後にバレるのは必至で、最悪の結果になるでしょう」
※週刊ポスト2020年2月14日号