おふたりの結婚の意思はいまだ強い(時事通信フォト)

「秋篠宮家にも、その側近の間でも、発表の準備をしているような動きがまったく見られません。だから、“ご家庭内での調整が難航しているのだろう”とみる向きがありますが、そうではありません。

 実は、眞子さまのお気持ちは、『100%結婚します。どうしてだめなのでしょうか』というもの。それが痛いぐらいにおわかりだから、秋篠宮ご夫妻も、“そろそろ発表した方がよろしい”と言い出せずにいる、というところが真相です。だから、秋篠宮さまも会見で、具体的な時期を述べられなかったのです。

 そういう意味では、眞子さまの中では、『周囲さえ認めてくれれば、いつ何時でも発表できます』という状態にあるのです」

 事ここに至り、紀子さま(53才)にも心境の変化が生じているという。だが、眞子さまのお気持ちを見守られてきた紀子さまにとって、この2年間というのは、誤算の連続といえるものだった。

◆「辞退を申し出るだろう」という誤算

 小室家の金銭トラブル、父親と祖父母の相次いでの自殺、祖母の新興宗教信仰…それらの事実を、秋篠宮ご夫妻はすべて週刊誌で初めて知ることになった。

「最初は小室さんを手放しで受け入れていたご夫妻でしたが、『さすがに誠実とはいえない』と悩まれるようになりました。次々に小室家の内情が報じられると、『ほかにもまだ出てくるのですか』と心配そうに周囲に尋ねられることもあったようです」(皇室ジャーナリスト)

 そんな渦中で、小室さんが突然、「ハワイに留学してアメリカの弁護士資格を取る」と言い出し、事態が急変する。

「納采の儀や結婚式の日取りもすでに決まっているのに、どうするつもりなのかと、ご夫妻も呆然とされたようです。この時からすでに、小室さんが何を考えているのかまったくわからないと頭を抱えられておられたようです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 それから時を置かずに、2018年2月、結婚行事の延期が発表され、同年8月に小室さんはハワイではなく米ニューヨークへと留学に旅立って行った。

「普通に考えてもみてください。2年後に結婚を延期すると言っているのに、3年以上かかるスケジュールで留学に出たわけです。ご夫妻にしてみれば、“どうしても結婚したいというわけではないのだな。ほどなくして小室家側から辞退を申し出るだろう”とお考えになるのが自然でしょう。

 それと同時に、何年も離れて暮らし、自由に会える環境でなくなれば、自ずと眞子さまのお気持ちも整理されるのではないかと考えられていたようです」(前出・皇室ジャーナリスト)

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