だが、それは大きな誤算だった。ふたりの物理的な距離が離れるほど、結婚への意思は固くなっていったようだ。実際、小室さんは代理人弁護士を通じ、何度となく「結婚の意思は変わりません」と世間に伝えてきた。
「小室さんは全米有数のセレブ大学に入学し、3年間で2000万円以上とされる学費を免除され、弁護士資格がないと受講できないはずのカリキュラムで特別に学び、教授のマンツーマン授業も受けてきました。
“将来の天皇の義兄”である、眞子さまの婚約内定者という立場が、それほどまでに大きな影響力を持つものであることを、小室さんは留学によって痛感したことでしょう」(別の皇室ジャーナリスト)
たとえ日本の世論でいくら逆風が吹こうとも、眞子さまの自分を思うお気持ちさえ変わらなければ、あえて辞退を申し出るメリットはまったくないのだ。一方の眞子さまは、非常に純粋に小室さんを信じておられるという。
「小室家が持っているとされる『金銭トラブルの音声データ』の存在をご存じなので、“返さなくても法的に問題はない”という小室家の言い分を信じていらっしゃいます。秋篠宮ご夫妻が何よりショックを受けられたのは、2019年1月、小室さんが“金銭問題は解決済み”という内容の文書を公表した時、眞子さまが小室家側に立たれたことでした」(前出・宮内庁関係者)
もちろん、その小室文書の釈明は秋篠宮さまを納得させるものとはほど遠く、秋篠宮さまは「納采の儀は行えない」という姿勢を、現在のところ崩されてはいない。
※女性セブン2020年2月20日号