芸能

横山裕 「汚い被り物」をしてジャニー氏に怒られた思い出

背景にはジャニー喜多川氏による巧みな戦略があったという

 ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系、毎週月曜21時~)で、監察官・山内徹を熱演している関ジャニ∞の横山裕(38才)に話を聞いた。「作品ごとに自分の中で何か得ないと、意味がないと思っている」と言うように、役者として作品に向き合う姿勢は実に真摯だ。言葉の端々から、モノ作りの現場を愛してやまない熱い想いが溢れている。さらに、“絶対”にまつわる10の質問には、軽妙な答えで飾らぬ素顔を見せてくれた。

 * * *
 前作(2018年)の撮影中から、「もしかしたら続編があるかもね」と沢村(一樹)さんと話していたので、本当に決まった時には、率直にうれしかったです。シリーズ化するということは、それだけファンのかたがたくさんいらっしゃる作品だということ。その期待を「やられた」と思われるくらい、いい意味で裏切りたいと思っています!

 アクションはもちろん見どころですし、台本がとにかくおもしろいから、ぼくたち役者がどう命を吹き込んで演じるか…というおもしろさがある。潜入捜査で変装することも多いので、多面性を出せる楽しさと難しさを感じながら演じています。

 ドラマってバラエティー番組とは違って、物語の結末というゴールが決まっている。そのゴールに向かって、みんなで1つのモノを作るのがおもしろいんですよね。ドラマの現場って大変なんですよ。2分くらいのシーンなのに、3~4時間かけて撮ることもあるし、効率はめちゃくちゃ悪い(笑い)。

 でも、大変さを含めてみんなで試行錯誤することも、モノづくりの醍醐味だと思います。スタッフさんを含め、みんなが同じ方向を向いて熱い思いを持って作っているその“熱さ”が好き。ドラマの現場にいると、「仕事してるな」って実感するんです! 

◆“絶対”に関する10の質問

Q.1 絶対に行ってみたい場所は?
「ヨーロッパ。行ったことがないので、死ぬまでには行きたいですね」

Q.2 絶対に克服できないものは?
「キュウリ。子供の頃から食べられない」

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト