芸能

キンプリ平野紫耀、苦労の私生活 両親の離婚と涙の手術室

King & Princeの平野紫耀は大ブレイク

 現在、もっとも人気があるイケメンと言われているのが、King & Princeの平野紫耀(23才)だ。女性ファッション誌の人気企画「国宝級イケメンランキング」で、2019年の上半期と下半期で2連覇、表紙を飾った雑誌は完売し、4月からはドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)で、Sexy Zoneの中島健人(25才)とW主演を務める。

 平野が魅了しているのは、ファンだけではない。阿川佐和子(66才)は読売新聞の連載小説『ばあさんは15歳』で、“好きになってしまった”と、ヒロインを一瞬で恋に落とす役どころで、平野を実名で登場させている。

 バラエティー番組に出演すれば、明石家さんま(64才)も惚れ込む天然ぶり。先月はさんま主演の舞台を平野が鑑賞に訪れた際には、さんまが楽屋に招き入れている。

 そんな老若男女から愛される令和最強男子の半生は、人知れぬ苦労に満ちていた。

 JR名古屋駅から電車で40分。閑静な住宅街を進むと、築30年を超える2階建ての木造アパートが見えてくる。こぢんまりとしたその建物が、平野の生家だ。

「両親と紫耀くんの3人で住んでいました。お母さんもかわいい人だけど、お父さんがすごくイケメンで紫耀くんにそっくり。仲はよかったんですけどね、弟が生まれた頃に両親が離婚したんですよ。紫耀くんは3才だったかな。そこから女手ひとつで子供2人を育てていました」(平野の祖母の知人)

 長男の平野は母親の不在時には弟のために料理をした。得意料理は納豆メニュー。栄養と節約を重視して考えた。

「それでもいつもおしゃれでした。子供にみじめな思いはさせたくないっていう、お母さんの考えがあったんじゃないかな。周りがキャラクターがついた服を着ている2才くらいの頃から、紫耀くんはシャツにデニム、足元はブーツで決めていて。ヒョウ柄の“つなぎ”なんかも着ていましたよ」(前出・祖母の知人)

辺りを警戒して店に向かう平野紫耀

昨年9月、憧れの先輩の1人、小栗旬の食事会に参加した平野紫耀

◆将来を決めた涙の手術室

 平野は幼児期に「川崎病」を発症し、大手術を受けている。川崎病は乳幼児に多く見られる血管の炎症で、心筋梗塞の要因にもなるが、原因は不明。激しい運動を医師から禁止されていた。しかし、彼の運動センスは幼少期から目を見張るものがあった。

「小学校に入学してすぐに、体力づくりのためにダンススクールに入りました。入った頃は激しい運動が禁止されていて、軽めに踊ることしかできなかったけど、センスは抜群。体力がついて、医師から運動の許可が下りて本格的に練習を始めると、才能が一気に開花した。名古屋でも注目されるようになり、平野くんはこの頃から、芸能界で活躍して家計を助けたいと口にしていました」(平野の知人)

 しかし、またしても体がストップをかける。小学4年生のときだ。

「1日7時間に及ぶ猛練習で、膝を痛めてしまったんです。アスリートが患うような症状で、また手術を受けることになりました。平野くんは、母親が医師と手術費用について話しているのを聞いてしまい、また迷惑をかけてしまったと泣いていたこともあった」(前出・平野の知人)

 膝は今も完治はしていない。コンサートでは痛みをこらえ、パフォーマンスすることもあるという。

※女性セブン2020年3月5日号

関連記事

トピックス

(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト