ジャニーズの先輩からもかわいがられているという平野

 母親はその後、無事回復。家計のために芸能界入りを選んだ少年は、舞台でテレビで、家族を元気づけている。

 努力家で、見目麗しい平野だが、その内面もユニークだ。テレビ番組への出演が増えたことで、その天然っぷりが話題を集めている。

「“セプテンバーは何曜日?”や、“座右の銘はみずがめ座”、4月1日のエイプリルフールを“エリンギプール”と言い間違えたり…平野さんは数々の珍言を残しています。エッジが効きすぎた勘違いは〝平野語録〟と呼ばれています」(テレビ局関係者)

 あまりにもぶっ飛んだ勘違いのため、計算された、“ビジネス天然”と揶揄する声もあるが、そうではない。

「テレビでの面白発言はつくっていませんよ。小学校の頃から、あのまんま。五円玉をお菓子の『五円チョコ』と間違えてのみこみ、電柱を倒そうと素手で何度も殴る。極めつきは給食の牛乳パックを返却しようと配送トラックに飛び乗って、そのまま隣町まで運ばれた話もあります(笑い)。あの頃に比べたら、少し大人になったかなってくらいです」(地元の同級生)

 天性の“人たらし力”で多くの人に愛される平野は、ジャニーズ事務所の先輩にもかわいがられている。

「山下智久さん(34才)は平野さんを“面白くていいヤツ”と連れ回し、BBQパーティーをする仲です。嵐の松本潤さん(36才)とは、『花のち晴れ~』で主演を平野さんが演じる際、直接、助言をもらったことから師弟関係にあります。

 TOKIOの長瀬智也さん(41才)を“なりたい男”に挙げ、彼から男らしさとセクシーさを学んでいるとか。他事務所では、小栗旬さん(36才)と公私共に親交が深い。平野さんが眠れない夜には朝方まで、小栗さんはテレビ電話で付き合ってました」(前出・芸能関係者)

 先輩からの寵愛を受ける一方で、平野も全力で慕う。ついには先輩と同じマンションへ…そんな彼の“先輩愛”もまた、平野伝説として語られるのだろう。

※女性セブン2020年3月5日号

関連記事

トピックス

再婚妻との子どもが生まれた東出昌大。杏はイラストで子どもとの日常を投稿
《東出昌大と新妻による出産報告も突然のYouTube休止》3児の母・杏がSNSに投稿していた「家族イラスト」の意味深な背景
NEWSポストセブン
父親で精神科医の田村修容疑者(SNSより)
「供述に信用できない部分も…」ススキノ事件・田村修被告に執行猶予判決、求刑懲役10年を大幅に下回ったワケ
NEWSポストセブン
3つの出版社から計4冊の書籍が発売された佳子さま(時事通信フォト)
「眞子さんにメッセージを送られているのでは」佳子さま(30)のワイン系ツイードジャケットに込められた“特別な想い”《お二人の思い出の場でお召しに》
週刊ポスト
再び頂点を掴めるのか(大谷翔平/時事通信フォト)
【MLB開幕・ドジャース連覇への道のり】早々に地区優勝を決めてもポストシーズンでの“ドジャース病”を危惧する声 ワールドシリーズで立ちはだかるのは大型補強のレッドソックスか
週刊ポスト
自殺教唆の疑いで逮捕された濱田淑恵容疑者(62)
【独占入手】女占い師の自殺教唆事件で亡くなった男性の長男が手記「200万円の預金通帳を取り上げられ…」「学費と生活費をストップ」、さらに「突然、親子の縁を切る」 警察に真相解明も求める
NEWSポストセブン
2023年12月に亡くなった八代亜紀さん
《前代未聞のトラブル》八代亜紀さん、発売予定の追悼アルバムの特典に“若い頃に撮影した私的な写真”が封入 重大なプライバシー侵害の可能性
女性セブン
旭琉會二代目会長の襲名盃に独占潜入した。参加者はすべて総長クラス以上の幹部たちだ(撮影/鈴木智彦。以下同)
《親子盃を交わして…》沖縄の指定暴力団・旭琉會「襲名式」に潜入 古い慣習を守る儀式の一部始終、警察キャリアも激高した沖縄ヤクザの暴力性とは
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
《男性2人に自殺教唆》自称占い師・濱田淑恵容疑者が被害者と結んでいた“8000万円豪邸の死因贈与契約” 被害者が購入した白い豪邸の所有権が、容疑者の親族に移っていた
週刊ポスト
キルト展で三浦百恵さんの作品を見入ったことがある紀子さま(写真左/JMPA)
紀子さま、子育てが落ち着いてご自身の時間の使い方も変化 以前よりも増す“手芸熱”キルト展で三浦百恵さんの作品をじっくりと見入ったことも
女性セブン
被害者の「最上あい」こと佐藤愛里さん(左)と、高野健一容疑者の中学時代の卒業アルバム写真
〈リアルな“貢ぎ履歴”と“経済的困窮”〉「8万円弱の給与を即日引き落とし。口座残高が442円に」女性ライバー“最上あい”を刺殺した高野健一容疑者(42)の通帳記録…動機と関連か【高田馬場・刺殺】
NEWSポストセブン
緑の芝生に映えるチームカラーの青を基調としたユニフォーム
《横須賀から全国へ》16年ぶりの名門復活へ歩み始めた日産野球部、伊藤新監督が明かした意気込みとチーム作り「技術の日産ふさわしいチームに」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! マイナ免許証の恐ろしい重大リスクほか
「週刊ポスト」本日発売! マイナ免許証の恐ろしい重大リスクほか
NEWSポストセブン