「Aさんとは、ママ友に誘われた食事会で知り合ったそうです。10才近く年上のAさんは、有名私大の歯学部を首席で卒業したほどのエリート。仕事に没頭するあまり、これまで独身貴族を貫いてきたのだとか。正直、面食いな小倉さんのタイプではないと思います(笑い)。でも、再婚相手に対する彼女の基準は、ときめきよりも“安心感”。前夫と真逆の性格のAさんなら“裏切られることはない”と確信したのでしょう。息子さんたちもAさんになついていたこともあり、交際わずか半年でスピード入籍したんです」(小倉の知人)
この上ない良縁と思われた再婚から1年3か月、待望の第3子も授かり、家族に幸せが満ちていくはずのこの時期に、突然立ち込めた暗雲――。前回のような“誤算”もない“安パイ”の夫だったはずなのに、夫婦に何が起きたのだろうか。
A氏の知人によれば、夫婦生活のほころびが見え始めたのは、昨年夏頃だったという。
「小倉さんと再婚後、Aさんは、歯科医仲間の間で“アイドルをゲットした”“うらやましい”などとチヤホヤされるようになっていました。それが、ストイックに仕事に打ち込んできた職人肌のAさんにとっては苦痛だったようです。歯科医の奥さんは、専業主婦が少なくなく、仕事をしていたとしても、夫のクリニックの手伝いといった人が多いとか。そんな中で、日々、華やかな世界で忙しくしている小倉さんは異質に映ったのでしょう。周囲の医師たちの生活を聞くにつけ、“専業主婦になって、自分を支えてほしい”という思いが小倉さんに対して芽生えていったようなんです」(A氏の知人)
その思いを募らせたA氏は、次第に小倉の仕事に口を出すようになったという。
「小倉さんは、Aさんから芸能活動をセーブするように口出しされたことに、衝撃を受けていました。“自分のことを尊重してくれる優しい人だったはずなのに”“夫は自分の仕事を理解してくれていなかったの?”と。
彼女にとって、ママタレであることは最大のアイデンティティー。それが奪われるなど、耐え難いことでしょう。しかも彼女は、芸能人であることを理由に家事も育児もサボっていない。最初は話せばわかってくれると思い、説明を尽くしたようですが、Aさんは理解してくれず、口論が絶えなくなったんです」(前出・小倉の知人)