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2020.04.06 07:00  NEWSポストセブン

新型コロナ感染拡大ペース、なぜ欧米と東アジアで差が出るのか

 イタリアやスペイン、フランス、イギリスなどヨーロッパの国々が次々とロックダウンし、ニューヨークなどアメリカの都市はさらにきびしい状況に置かれていますが、これまで先進国のなかで、韓国だけはロックダウンせずに感染者の急増を抑え込むのに成功しました。現時点では日本とヨーロッパは状況が大きくちがい、ニューヨークのような全面的な感染爆発が起きているわけでもありません。外出制限の強化などは必要としても、「日本はもうダメだ」とか「東京を封鎖するしかない」というような極論は不要だと思います。

 経済よりも生命の方が大事なのは当然ですが、仕事を失った人に1回30万円振り込むより、すこしでも売り上げが立つよう商売を維持できるようにした方がいいことも明らかです。韓国や台湾ができているのだから、日本でも低空飛行のままできるだけ経済を回していく方がいいように思います。

◆橘玲(たちばな・あきら):1959年生まれ。作家。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎文庫)、『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮新書)、『上級国民/下級国民』(小学館新書)などベストセラー多数。

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