ビジネス

難しいと言われる営業職のテレワークで労働生産性上げる方法

テレワークでも営業はできる(イラスト/井川泰年)

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと緊急事態宣言が全国に及ぶ事態となった。休校や在宅勤務が推奨されているため、リモート授業やオンライン会議が急速に普及しているが、なかなか使いこなせないという声も多い。長年、ビジネス・ブレークスルー大学(BBT)で学長を務め、オンライン教育に取り組んでいる大前研一氏が、営業職でも可能なテレワークのやり方について解説する。

 * * *
 実際にクライアントと会って密にコミュニケーションを取らなければならない営業のテレワークは、とくに難しいとも言われている。しかし、それもやり方次第で労働生産性を上げることは十分可能である。

 たとえば、セールスフォース・ドットコムのような営業支援ツール(SFA)を活用すると、効率的なルート管理ができる上、ネットにあるクライアントの情報を全部集めてくれるので、営業トークのきっかけができる。

 さらに、アバターロボットやオンライン会議システムのようなコミュニケーションツールを活用しつつ、文書やデータでやり取りを残せば、顧客にとってもメリットがある。営業日報も出先からメールで送れば、上司は「成果」を明確かつ瞬時に把握することが可能になる。「こんにちは」「また来ます」という“顔を出しただけ”の営業は通用しない。

 その代わり、営業マンは直行直帰が当たり前になる。日本の場合、札幌支店や仙台支店の営業マンは北海道や東北地方の広いエリアを担当するケースが多いため、移動時間が長くて実質的に仕事をしているのは週3日で顧客に接触しているのは勤務時間の20%とも揶揄されているが、それもテレワークとSFAなどを併用すれば解消できるのだ。

関連記事

トピックス

Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
保護者責任遺棄の疑いで北島遥生容疑者(23)と内縁の妻・エリカ容疑者(22)ら夫妻が逮捕された(Instagramより)
《市営住宅で0歳児らを7時間置き去り》「『お前のせいだろ!』と男の人の怒号が…」“首タトゥー男”北島遥生容疑者と妻・エリカ容疑者が住んでいた“恐怖の部屋”、住民が通報
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
学業との両立も重んじている秋篠宮家の長男・悠仁さま(学生提供)
「おすすめは美しい羽のリュウキュウハグロトンボです」悠仁さま、筑波大学学園祭で目撃された「ポストカード手売り姿」
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
「港区女子がいつの間にか…」Nikiが親密だった“別のタレント” ドジャース・山本由伸の隣に立つ「テラハ美女」の華麗なる元カレ遍歴
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン