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2020.05.05 07:00  NEWSポストセブン

コロナ禍で鉄道の減便・運休が続発 京成電鉄の苦肉の策は

2010年に登場した新型スカイライナー

2010年に登場した新型スカイライナー

 つい3ヶ月ほど前までは、成田空港行きの特急指定席乗車券を買うには列に並ばないとならなかった。ところが今では、空港へのアクセスは鉄道もリムジンバスも、がらんと空席ばかりだ。鉄道各社はこの苦境を、どのような工夫で乗り切ろうとしているのか。特に影響が大きい成田空港への路線を例に、どのような策で乗り切ろうとしているのかについてライターの小川裕夫氏が考察した。

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 新型コロナウイルスの猛威が止まらない。

 3月半ばから呼びかけられた外出自粛はGWにもおよんでいる。最盛期ともいえるGWの外出自粛は、当然ながら鉄道各社の業績を直撃した。

 特に減収が顕著に表れているのは、空港へのアクセスを担う鉄道路線だ。訪日外国人観光客が年間4000万人に達すると試算されていた矢先、政府は新型コロナウイルスの拡大を防止するためにまず、訪日外国人観光客では圧倒的なシェアを占める中国・韓国からの入国を制限した。

 その後も世界各国でコロナウイルス禍が報告され、政府は入国規制の範囲を拡大。国籍を問わず、海外からの入国は厳しい制限が課せられている。規制強化により、実質的に空港は機能を停止した。

 空港が機能を停止すれば、それに伴って利用者も激減する。当然ながら、空港にアクセスする電車の需要も消滅する。これまで空港アクセスを担っていた鉄道各社は、減便・運休を余儀なくさせられている。

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