大村氏は旧知の落語家である桂文枝(76)と話し合い、「お互いに先に逝ったほうの葬儀委員長をやる」と決めているという。
「自分が死ぬ時は、葬儀にたくさん人を呼んで、香典も大量に集めてほしいと文枝君に頼んでます。そんで家内に渡してくれ、と。これまで芸人たちの葬儀でいっぱい包んできましたから(笑い)。そのためには、これからも芸事でたくさん人と繋がっておかないといけない。若者に命を譲っとる場合やないんです。私みたいにね、『生きる意思』を強く持っているおじいちゃんたちは多いですよ。年齢という物差しだけで医療現場で見捨てられるのは、やりきれん話です」(大村氏)