でも、政治家なら、自分に興味を持って当たり前だと思うんだよね。てか、人からどう見えるかに興味のないおっさん政治家の見苦しいことといったらない。
その上で、11の型紙を作って、72枚のマスクを作った私から、余計なお世話をひと言。小池さん、人前で話すときは口と連動して動く立体マスクより、「あ」と大きく口を開けられるプリーツマスクの方が使いやすいよ。
小池都知事にはこれからもいろんなマスクをした姿を私たちに見せてもらい、マスクですっかりケチがついた安倍晋三総理の鼻を明かしてほしいわ。
しかしアベノマスクをした安倍総理のこっけいさはまた別格だって。口元を隠すガーゼが小さいせいか、よくもあんなにというほどボロが出るんだもの。見送りになったとはいえ、黒川弘務前東京高等検察庁検事長の定年を延長させて何をしたかったのか知らないけど、さんざん世間を大騒ぎさせた後で、肝心の黒川氏が新聞記者と賭け麻雀して幕引きって、あり得なくない? そういえば総理って、モリカケ問題も桜を見る会の前夜祭も、私らが「ふむふむ、なるほど」と思える説明をしてこなかったよなぁ、とマスク縫いの夜なべ仕事をしながら、腹が立つったらありゃしない。
※女性セブン2020年6月11日号