「天皇皇后両陛下はご静養に出かけられた先で、駅に待ち受けた一般の人たちと、長時間にわたり親しく言葉を交わされます。それはまさに “国民の中に入る”という、両陛下の気持ちの表れではないでしょうか。そうした両陛下らしさが見られる機会が、増えていってほしいです」
昨年9月、両陛下が秋田県を訪問された際、視察先として秋田市の「秋田県動物愛護センター」に足を運ばれた。動物愛護の施設が皇族方の訪問先となるのは非常に珍しい。動物がお好きで、保護された動物たちを飼われている両陛下らしいものだろう。
両陛下の「令和らしさ」は、少しずつだが確実に、打ち出されている。
※女性セブン2020年6月18日号