事務所を離れ、日本に活路を見出したミヌが、日本のファンの心をわしづかみにしたのは、端正なルックスだけが理由ではないという。
「流暢な日本語でのトークが軽妙で、嫌みがありません。観客との会話もステージ回しも上手で、韓流スターには珍しく、下ネタにも触れるのですがそれもさわやか。楽器も歌も上手ですし、演技は言うまでもありません。一度ついたファンは、離れていかないと思いますね」(40代の日本人韓流ファン)
ふたりの国際恋愛はこれまで、まったく表に出ることはなかった。
「ミヌは、綾瀬さんのためにも絶対に交際がバレてはいけないと肝に銘じてきました。だからこそ、この交際を伝えている人はほんの少ししかいないのです。ミヌはまた、綾瀬さんの結婚願望も知っていて、交際は結婚を意識して深められてきています。
韓国では、ほかの先進国と同じように女性の社会進出に伴う晩婚化が進んでいますが、それでも、女性は30代半ばまでに結婚するものという風潮がありますからね」(前出・ミヌの知人)
秘められた恋。ふたりだけの心の内に収めながら育んでいても、何かの折にあふれ出してしまうこともある。ミヌの思いがあふれ出る日は、決まって綾瀬の誕生日だった。
2019年3月24日。綾瀬が結婚のリミットとインタビューに答えていた34才の誕生日を迎えたその日。ミヌは自身のインスタグラムに、ある楽曲を歌詞付きの映像とともに投稿した。それが、中島みゆきの『糸』だ。その翌年、今年の35回目の綾瀬の誕生日にも、ミヌは『糸』のピアノ演奏を投稿している。
遠距離で思うように会えないなか、綾瀬への愛を伝えるメッセージははからずも人の知れるところとなった。
※女性セブン2020年7月16日号