ライフ

貴重な記録写真で振り返る「としまえん」の思い出

 大正・昭和・平成そして令和、と老若男女に親しまれ、最盛期には来園者400万人を誇った遊園地・としまえん(豊島園)が2020年8月31日に閉園する。恋人とのデート、家族サービス、アイドル撮影会……人それぞれの思い出を、貴重な記録写真で振り返る。

◆波のプール(1979年撮影)

長い歴史に終止符を打つ(時事通信フォト)

 1929年の大プール・小プール開業からプールはとしまえんの名物。1973年に完成した「波のプール」は瞬く間に若者の人気スポットとなり、夏に100万人もの人が訪れた。ほかに一周350メートルの流れるプール(1965年~)、ナイヤガラプール(1961年~)、こどものプール(1974年~)、23区内最大規模の大型ウォータースライダー「ハイドロポリス」などがある。

◆ヌード撮影会(1948年)

ヌード撮影会が行われたことも(写真/共同通信社)

 終戦から3年しか経っていない時期にヌード撮影会が開催され、二眼レフを構える参加者たちで賑わいを見せた。どの様な経緯で開催されたかは不明。

◆野外舞踏会(1951年)

占領下の時代に舞踏会(共同通信社)

 戦後の主権回復前の占領下の時代には、松竹歌劇団(SKD)の養成学校・松竹舞踊学校の生徒たちによる野外舞踏会が行なわれた。

◆母親と児童の交歓会(1959年)

くす玉割りを楽しむ(共同通信社)

 くす玉割りを楽しむ母子の交歓会。ほかにも戦災孤児の入学祭りや米兵との日米親善イベント、企業運動会など運動場でさまざまなレクリエーションが催された。

関連キーワード

関連記事

トピックス

日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
2025年11月には初めての外国公式訪問でラオスに足を運ばれた(JMPA)
《2026年大予測》国内外から高まる「愛子天皇待望論」、女系天皇反対派の急先鋒だった高市首相も実現に向けて「含み」
女性セブン
夫によるサイバーストーキング行為に支配されていた生活を送っていたミカ・ミラーさん(遺族による追悼サイトより)
〈30歳の妻の何も着ていない写真をバラ撒き…〉46歳牧師が「妻へのストーキング行為」で立件 逃げ場のない監視生活の絶望、夫は起訴され裁判へ【米サウスカロライナ】
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト